転職時に必ず役に立つ専門医資格


2017年04月13日 09:23


信頼度と実績をアピールできる専門医

心療内科医としてこれからのキャリアを構築していくのであれば、専門医資格を取得しておくことで、よりそのキャリアに広がりや厚みを持たせることができるでしょう。
ぜひ、ここを目指した働き方や転職を志してもらいたいものです。

この資格を有していれば、転職そのものも有利に運ぶことができるようになります。
同じような経験年数の医師が応募してきた時、一方は心療内科専門医の資格を持っており、一方は一切これを持っていないのであれば、当然医療施設側は前者に対して採用を前向きに考えていくことでしょう。

その他の経歴にも焦点は当てられますが、そもそも、この資格を持っているということは学会の認定した施設においてある一定期間の研修歴を有しているわけですから、信頼性という面では資格を持っていない人と比べるとはるかに上。
当然、採用するに値すると判断してもらえるはずです。

また、将来的に独立開業した場合でも、患者からの信頼を得やすくなるでしょう。
近年は、一般の人の医師や医療施設を見る目の厳しさが増してきています。
医師が起こす問題や不祥事のニュースを見る機会も増えているからなのかもしれません。

独立開業すれば患者の信頼を得た上で、その数を増やさなければ経営が成り立たないのは当然のこと。
患者確保や安定した経営にも、この資格は役に立ってくれるのです。

心療内科専門医の認定を受けるためには

この資格を取得するには、超えなければならないハードルがいくつもあります。
①医師免許を取得してから6年以上経過しており、②日本内科学会認定内科医など特定の資格を持っていること、さらには、③特定の研修施設で3年以上の研修歴があることに加え、④学術論文や学術発表の実績も必要です。

それらをクリアした上で認定試験を受け合格すれば、晴れて心療内科医の専門医となることができるわけです。

これから転職を志すのであれば、上の条件をクリアするための医療施設へと移ったり、あるいは、学術論文や学術発表の実績が作りやすい環境へと移ったりなどを意識する必要があるでしょう。

転職と同時に心療内科へと転科する医師も同様です。
環境が整わなければ認定試験を受けるための資格すら得ることができないわけですから、どのような環境に身を置くのか慎重に検討する必要が出てきます。

特に資格を得なくても医師免許さえあれば心療内科医として腕を振るうことは可能です。
ただ、今後もこの分野で腕を磨き、そして確固たる地位を築くとともにキャリアを最高のものにしたいと考えているのであれば、やはり専門医資格の取得を目指した転職を実現させるべきでしょう。